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町田のシルク工房から
シルクスクリーンの版画工房「スタジオウドンゲ」での作品の制作風景、製作現場を一日の生活と気づいたことを織り交ぜながら、ゆっくりとトーキングツリーがはなすようにとどけていきます。http://www.asahi-net.or.jp/~nj9h-wtnb/
澤田さんへの返信と村上春樹に共鳴したこと
silkink2008.epsのコピー

メールうけとり、よく読んでみました。
澤田さんの想いは、かなりよく伝わりました。
シルクに寄せる想いは、会って話したいと思います。
熱く話したいと思っています。
シルクとの出会いは、澤田さんとの出会いとも似ています。
印刷物の作り手になったのも具体的には小さなタイプ印刷の町の工房でのアルバイトが始めてでした。
インクの匂いや、活字もあって家族的な左翼の印刷所でした。組合関係の印刷物が自分の思想的にも
共感できる仕事場だなと思ってバイトしてました。当時は、学校の試験などは、先生がシルクの原理
の謄写版でガリ版刷りで作っていました。
そんな印刷工房での印刷との出会いから始まって、当時、版画工房などがないときにシルクスクリーン
の始めての版画工房で時間が止まったように版画の制作をしていました。これがアートの世界なのかな
と批判的に通っていました。世の中は、ベトナム戦争反対や、学生運動、労働運動、世界革命など、
政治的にアンガージュ(参加)する主体性や存在がとわれていました。
一方で、アメリカの現代美術や現代版画が日本のグラフィックやアートの世界に影響を与えていて、
とても前衛的で、面白かったです。ポップで、大衆的なメディアや商品のイメージが表現やコミュニ
ケーションのモチーフや言語になり日常の何かをうめていた気がします。
現実は、たくさんの幻想と幻影、虚構と実相の矛盾にみちた激動の時代だったと思います。
問題は、主体としての僕の感性と変化していくうつろいやすい現実との間に生があり、日々変化している
という事だと思います。ウォーホル以降の現代美術やアートの世界の変貌は、中心のない周縁へさらに
多様に広がりを見せています。多様な価値観が大切になり、さらに生きていく上での求心的な深い共鳴度
の質と生成する何かが問われている気がします。
日々の一日や、生活の中にあらためて命とつながるなにかが大切なような気がします。
シルクのいいところを痕跡と表現していましたが、そうだと思います。
意志を持ってシルクに働きかけて目の前に現れたビビットな現象から様々な感情がわき上がります。
いつもそこでの色や形や、雰囲気、イメージの新しい世界との出会いを体験している気がします。
昨日の村上春樹のスピーチですが、多分、村上春樹だけでなく、ぼくにしても澤田さんの両親にしても
この世代の長く生きてきた人は、深い体験の中でふかい深呼吸をして、村上春樹のメッセージに共鳴し
ている事と思います。あらためて自制的に社会や、文明、文化を新しく形成していく意志を自分に感じています。
仕事場の事ですが、シルクスリーンの工房を中心にアートやデザインの仕事をもっとこれから継続して
やっていくために、コンパクトにし、シンプルにして制作や、セミナー、ワークショップ、出版などを
形にしていきたいと思って知ます。
澤田さんとは、なにか共感する質を感じています。
やれる事は、一緒にやっていきましょう。
仕事をしながら大変だと思いますが、すこしづつでも形にしてきましょう。具体的に。
村上春樹の世界観は、とてもいいと思いました。言葉をひろいあつめ息をかけて命を吹込んできたなと
思います。そうやって表現が形になり、皆に読まれている事がすごい事だよね、そうやってひとの想像力や、
意識、体験、記憶をゆさぶることは、なにかを気づかさせられる気がしました。
ひとりひとりの想像力のイメージは、皆違う体験のうえに共鳴したり共感しているところもふしぎなとこですね。

渡部
watanabe



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