町田のシルク工房から
シルクスクリーンの版画工房「スタジオウドンゲ」での作品の制作風景、製作現場を一日の生活と気づいたことを織り交ぜながら、ゆっくりとトーキングツリーがはなすようにとどけていきます。http://www.asahi-net.or.jp/~nj9h-wtnb/
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ART WORK 200 DEGREES'S PASSION PIECES OF COLORS 2011 #2
IMGP1085.gif

foaming2-2.jpg

foaming-2.gif

ART WORK2
200 DEGREES'S PASSION
PIECES OF COLORS
2011 #2
SILKSCREEN PRINTS


僕のなかでは、いつも200度のアイロンの熱より遥かに熱い熱が芯の奥の方に燃えてるきがする。
生命の芯が熱い。手に触れるものは、伝わってくる。そしてつたえる。
見えないものは、感じる。かたちよりもその前後のこと、つたえるよりも、伝わること。
繰り返しながら、手は前に出て行く。色は、不思議ですね。ないほうがいいけどあってもいいね。
そうおもって色を付けてみた。壊れていく発泡のインキのベタ面に。
ある日、工房で、紙の上に発泡インクを刷る。
元々は、布用の水性インキで、紙の上には、熱を当てると波をうってうまくいかず何度も失敗していた。
水を入れた蒸気の出るアイロンを近づけるとムクムクと発泡してきていい感じで何かがうまく表現されているではありませんか。何かを発見したようでうれしくなった、いつやってもむくむくしてくるところは、ドキドキして面白い。いっきにいろいろなイメージを形にしてみた。色をさらに刷ってみた。僕のなかでの大事なもののみえないものが表に出てきた気もする。すれ違う方向に流れていく意志に対して。

IMGP1118-f5.gif

IMGP1087-fc1.gif


スポンサーサイト
ART WORK 2011 #1 FOAMING 25 PIECES
foam70924.gif

foaming2-1.jpg

foaming-1.gif


ART WORK1 2011 #1 SILKSCREEN PRINTS
FOAMING 25PIECES NEW GRAPHIC ART WORK

制作・刷り・デザイン
渡部広明
用紙サイズ:100mm-150mm
用紙;かきた 300g,bfkリーブ270g
edition 20 1set/20作品
price:30,000yen
発行:STUDIO UDONGE
箱のサイズ:110mm(横)×160mm(縦)×50mm(高さ)

箱を作る工房が閉鎖されるときにギャラリーでその箱を使って様々な人が、様々にアートワークをする展覧会がありました。そのときの紙箱をパッケージにして新しい作品を制作しました。発泡インキを使ったグラフィックな作品です。かたちのかけら、こころのかけら、自然のかけら、感情を織る、メッセージ、原初的なかたち。
触りたくなる作品です。
2011年の4月1日発行でしたが、震災のことや、大学も始まり外で見てもらう機会がなくなりました。
仕事場も引っ越し、ようやくきちんと見てもらおうと思いまずブログにのせました。
いつか展覧会もしてみたいと思っています。

f-17-P0939-f3.gif

IMGP0934f-f4.gif

IMGP0931-f2.gif

foam100926-f1.gif





赤いスキージー
squeegee2.gif

squeegee3P0981.gif

squeegee4P0982.gif





赤いスキージー

スキージーは、インクを、版をとうして紙に写し取るシルクスクリーン印刷の基本の刷る道具です。
手に持つところが、木製で、アルミのものもある。
刷る面積によりスキージーを変えます。
刷る面積が、2~3センチのものからB全判サイズの紙になると1メーター位の巾になる。
そのときスキージーは、左右5センチづつ大きい110センチの巾のスキージーを使う。
いつも刷る面積より左右3から5センチ位大きなスキージーで刷ります。刷るサイズによりスキージーもかえる。
両手でスキージーを60度位の角度で平行に、均質な力で、手前にインキをひっぱって持ってくる。
スキージーのウレタンの角が丸まってきたり、傷が入ってベタ面がきれいに刷れなくなったときは、ウレタンを変えよう。ウレタンだけでも販売してくれる。
赤いところは、ウレタン。この角のエッジでインキをこすり、滑りおとす。少しこのウレタンは弾力があり、きしみながら角は、アールを描き呼び込んですすむ。
9mmの厚さ、スキージーの柔らかさ、弾力の硬度55度、他に65度(緑のウレタン)、70度(青のウレタン)、80度(黄色のウレタン)がある。厚さも6mmのもある。巾も42mm、50mmとある。刷る素材や何を刷るかでスキージーを変えますが、基本は、9mmのウレタンでいいと思います。
スキージーと木の柄の間にインクが入らないようにマスキングテープを貼る事を進めます。
ここにインキが入ると掃除が大変です、ペンティングナイフで布を巻いてかき出して汚れを落とします。
よくおとしてないと、次の色インクに滲みだしてきます。

鉄のホルダー
holder3P0985.gif

鉄のホルダー

木製の刷り台を使う場合、アルミの版の枠幅が40mm位までの版を刷り台に固定する万力、ホルダーです。
どんなサイズの版でも固定できる。
出来るだけ手できつくしめたほうがいい。
刷っているうちにゆるんで刷りずれをおこしたり、はずれて下に落ちたときに、プラスチックのしめるところがかけやすい。

鉄と木のインキ煉りヘラ
inkibera3P0979-3.gif

鉄と木のインキ煉りべラ

シルクスクリーンのインキを煉る鉄の角べラとペインティングナイフ、木のインキべラ。
すべての油性、水性のインキをこの道具で円をかくようにまわして煉る。
手に持つと、手の延長のようにしっくりきてすこしづつ角が取れてまるみを帯びている。
鉄のインキベラは、インキをきれいに拭き取ると鉄の艶が出てくる。
そこまでふいてまた拭く。1度拭いただけでは、油の膜が残るので、2度拭いてみてください。
鉄は、ぴかぴかのつやを取り戻します。次に使うときに、つやをのこしてまた出会えます。

「w holder」ダブルホルダーは、万能選手
holder4P0986-2.gif

「w holder」ダブルホルダーは、万能選手。

版を刷り台に固定する万力のようなものです。
版は、上下に動くように工夫された金具にホルダーで固定する。
支点がぶれないように金具は、蝶番の役目をする。
このダブルホルダーは、机のような平らな台があれば小さいものからどんな大きな版でも固定することができる。
下は台に、上は版に強く固定する。版を上げ下げすることで締め付けが弱くなるのでかならずゆるみを確認し、
いつもつよく版と台を固定することが大事です。1セットが15000円以上します。
木のインキベラ
inkbera3P0988-2.gif

木のインキ煉りべラ wooden spatula mix the ink

油性のインキは、インキを煉るときや混ぜるときは、鉄の角ベラや、インキベラ、ペインティングナイフなどを使います。木のインキベラは、水性インキを煉ったり混ぜたりするときに使います。水性インキは、アクリル樹脂製のものが多く乾くとアクリル絵の具と同じように水では落ちない。作業が忙しくいつの間にか落ちてない色の上に色が残りもっと落ちなくなっていい感じで色がついている。これはこれで美しい。ここまでくると、おとしたくない。この木べらを手に取った感触とかたちがよく使いやすい。インキを煉る時の音も静かでいい。
いまこの木のインキベラをおいているお店はなくなってしまった。このインキベラは、記憶をたどると鶴川のの駅前の金物屋で、誰も使わなくなってすみにまとめてあったのを買った記憶がある。今は、どこの店もプラスチックや樹脂製のインキベラしかおいてない。シンナー系や、溶剤系のインキが多くなったからかもしれない。
水性のインキを最近はよく使う。引き出しの奥にあった木のインキベラの出番がまた来るなんてうれしい。


プロフィール

bebehiroaki

Author:bebehiroaki
AKI'Sブログへようこそ!
シルクの工房のインクや紙、道具に囲まれて時間が流れていきます。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。