町田のシルク工房から
シルクスクリーンの版画工房「スタジオウドンゲ」での作品の制作風景、製作現場を一日の生活と気づいたことを織り交ぜながら、ゆっくりとトーキングツリーがはなすようにとどけていきます。http://www.asahi-net.or.jp/~nj9h-wtnb/
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TOOLS OF SILKSCREEN -MASKING FILM
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TOOLS OF SILKSCREEN -MASKING FILM

ポジフィルム用のマスキングフィルムは、透明のベースフィルムの上にアンバーの赤いフィルムが密着していてその上からデザインナイフで赤いアンバーのフィルムだけをカッティングする。正確には、ナイフでけがく感じです。印刷する版下台紙を作成し、版下の下図に合わせてインキが出てほしいところを残し後はすべてはがしとり、レジスト用にトンボのマークをつけてポジフィルムを作る。赤いアンバーのフィルム部分は、光を吸収し紫外線を通さない。残りの透明のフィルムの部分は、光を通し版が露光し、感光されて膜ができ硬化する。水で現像すると赤いアンバーのポジフィルムの部分が水でぬけて孔が出来、インキの出るところが出来る。
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TOOLS OF SILKSCREEN -DRAYER
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TOOLS OF SILKSCREEN -DRAYER

製版した版を乾燥する時、印刷作業中に版を乾かす時、オペークインキ、目止め液等を乾かす時、刷った色を乾かすときなどドライヤーは、印刷作業には、かかせない道具です。
TOOLS OF SILKSCREEN -TAPES
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TOOLS OF SILKSCREEN -TAPES/テープ類

シルクスクリーンの印刷作業の全行程で使うテープは、版下作業や製版、マスキングで使う24mm巾のマスキングテープ、枠の間からインキが漏れないように張る梱包用のガムテープ、布テープ、製版時に使う15mm位の透明テープが中心です。

TOOLS OF SILKSCREEN -R2剥膜液と絹布再生液
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TOOLS OF SILKSCREEN -R2剥膜液と絹布再生液

R2剥膜液は、写真製版した版の膜を洗い落とす溶剤です。ヨウ素が数パーセント水が90%以上の水溶性の液体です。写真製版した版で、すべての刷りの作業が終わり次におなじ版でまた写真製版するときにいちど版を落版します。油性インキで刷った後は、はじめに洗剤をつけたスポンジで油分を裏表両面よく洗い落とします。それからR2剥膜液用のスポンジでたっぷりR2剥膜液をつけ全体を洗い落とします。強い水圧で膜をきれいに洗い落とします。
落版した後にスクリーンがきれいに目ずまりが無く再生されていれば乾かして次の製版のために感光乳剤をコーティングして新しい版を製版できます。シルクスクリーンの場合は、刷る版が落版することで何度でも使うことが出来ます。とても経済的です。ほかの印刷の場合、刷る版は、再生して版を使うことは出来ないと思います。
刷った後の版の洗い方がきれいであれば目ずまりはすくなくきれいに落版できますが、何度も製版して刷っているうちに目がつまってきます。そのときに絹布再生液を使い版をクリーニングします。目詰まりがなくスクリーンがきれいになれば洗剤で洗い、乾かし、感光乳剤をコーティングして乾かしあたらしく写真製版できます。
絹布再生液は、マスクをして、換気扇をまわし、できるだけ揮発性の溶剤を吸わないで、耐溶剤性の手袋をして手際よく作業をすること。R2の剥膜液もできるだけ耐溶剤性の手袋をして作業をすること。メタノールが主成分で2012年の12月で製造を中止したのでミノスタットを代替え品として使用している。
SILKSCREEN AQUA INK/水性インキ(アクアセル)
水性インキ1


SILKSCREEN AQUA INK/水性インキ(アクアセル)

シルクスクリーンの紙用の水性インキは、いくつかのインキメーカーがあるが、工房では、ミノグループのアクアセルを使っている。インキの成分は、アクリル系樹脂が中心で、水、着色系顔料、補助剤です。
水性なので、紙の上に刷ることで大きなベタ面は、乾燥するときに波をうち、薄い紙には向いていないが、だいぶインキの質が向上して、発色や彩度もいいこと、身体への安全上の印刷環境を改善できることで積極的に使っています。欠点は、インキの材料が高く、インキの値段が油性のインキより2~3倍します。
紙用への実用性が今ひとつで、印刷メディアというよりもアートやデザインの印刷表現の媒体として使用されることが多いような気がします。CMYKのカラー印刷のプロセスインキも再現性が高く、色彩も鮮やかです。
プレゼンテーションやコミュニケーション、グラフィックな作品制作に積極的に使うことでインキの
値段を下げていけたらいいと思います。
インキは、油性インキと同じ種類があり、インキの溶剤は、水、リターダー(遅緩剤)、消泡剤。
紅、赤、金赤、橙、青黄、黄、緑、青、紫、白、黒、無色、シアン、マゼンダ、イエローの色がある。
これですべての色を作ります。
インキは、水であらうことができるのでスポンジや、布、バケツを用意して丁寧に洗えばいい。
油性に比べ、版、道具の洗いは楽です。


盛り上がるTYP展オープニングパーティーで 2012.3.2.
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2012.3.2
SUNDAY ISSUEでの石橋 由悠、神村 誠、西条 英樹、谷内 晴彦、杉 怜による
5人の若手デザイナーによるTYP展は、すごい盛り上がりでした。
動きがとれないくらいの盛況で、ビール片手に作品を見入っていました。
中央に10枚のアクリルのTYPOGRAPHYの黒文字がつるされていてかすかに揺れている。
それを囲むように人人が壁面の作品をじっくりみたり話し込んだりなんかいい感じでした。
作品は、どれも個性的でなおなにか文字のなかにビジュアルなのだけれど普遍的な価値や
グラフィックなわくわくさせる要素を感じさせるものでした。可能性を感じました。
あらためて文字の美しさや表現の奥深さ、可能性を感じました。
コミュ二ケーションのツールでありメディアでありながら、文字の造形性のなかに、物質性のなかに
新しい価値も感じさせる生命性まで感じました。記号性という普遍性を内包しながら。
だだ表現することだけがアートではないなとも感じました。
もちろんただ表現することでもいいし、そのシンプルなところにも生きているとは思うのですが。
いい体験でした。またかれらとあらたな出会いをしたいと思います。
ありがとうございました。



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AKI'Sブログへようこそ!
シルクの工房のインクや紙、道具に囲まれて時間が流れていきます。



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